die-in(ダイイン)
「社会」を見つめ、「世界」を感じる。それが悲惨だからこそ。
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週刊金曜日協賛トークライブ「クスリで殺されないために!」
行ってから報告するんじゃなくて、行く前に告知をすればよかったのですが。
本日(2月27日)に阿佐ヶ谷LOFTで週刊金曜日協賛のトークライブ「クスリで殺されないために!」がありました。二部構成で第一部が薬害C型肝炎、二部がタミフル&インフルエンザ予防接種についての話となっています。
時間が遅かったので二部の途中で帰ってきてしまいました。

さて、まずは個人的な経過報告を。
過去のカルテ、製剤使用証明書、手術指示録を取り寄せ、やはり私が6歳のときに受けた手術でフィブリノゲン製剤(フィブリングルー)が使用されていたことが判明しました。同じ手術で数名からの輸血も受けていますが、輸血血液は事前に入念な検査を行っていることもあり、薬害であることはほぼ確実と思われます。
フィブリノゲン製剤は基本的に止血剤ですから、ほとんどの場合は輸血と併用されており、おそらく私のように「輸血感染だ」と思って長年過ごしてきた人も少なくないでしょう。しかし、実は輸血からのC型肝炎感染の確率はかなり低いようです。
まだ私も勉強中なので浅い知識の中での話しになりますが、まぁ単純な話、10人から輸血を受けたとしても、そこからC型肝炎にかかる確率はパンピーのC型肝炎率×10でしかありません。つまり10人分の感染リスクです。しかし、血液製剤はひとつの薬に2万人くらいの血液が使用されているので、2万倍のリスクになるわけです。どちらの疑いがより濃厚かは火を見るより明らかです。

私は幸い(?)にして、必要書類をすべてそろえることの出来る環境にいます。カルテも残っているし、手術のためにフィブリのりの調合を指示注した記録も、それを実際に手術で使った記録も、その後の肝炎状態を記録したカルテも残っています。
手術時と術後で病院は二つにまたがっており、協力度合いは病院によって違いますが、きちんと記録が残っていて出てくるんだから、不幸中の幸いというかなんというか。

てことで、訴訟に踏み切ろうか考え中なわけです。イベント後に鈴木弁護士とお話できればな~と思って仕事帰りに行ってみましたが、鈴木弁護士が体調不良のため叶いませんでした。そこまでは運が良くないみたいです。


必要書類があるにもかかわらず、訴訟に踏み切ろうか迷っているのには、いくつか思想的(?)な理由があります。
まずひとつには、私は今までこの問題に対して一貫して無関心だったことです。大きな社会問題となってからも、さして関心を持ってきませんでした。そして、私自身は既に治癒しており、症状自体も早期発見・早期治療したおかげで重いものではありませんでした。
そんな私が、原告団が長年かけて勝ち取った成果だけを享受して良いのか、という迷いです。
もちろん一方で、せっかく原告団が勝ち取った成果が活用されなければさらに問題ですから、一人でも多くの被害者が救済を求め、実際に救済されることの重要性も分かっているつもりです。その意味では「とにかく一人でも多くの被害者が実際に訴えを出し、救済される」ことは無条件に必要です。
ただ、どうせ訴訟するのなら、自分のためだけではない何かをしたい気持ちが強いのは正直なところです。とか言うとカッコイイすけど。

今日、イベントの中で原告の福田さんが「お金と自分のことしか考えない人たちのために、この被害は起こった。だから原告団は、自分だけでなく多くの被害者、そして後世のためにも訴訟を戦いに抜こうというのが原告団の総意だった。それは自分のことしか考えなかった人たちへの批判でもあった」という主旨のことおおっしゃっていたのが印象的でした。
今更になって、それでも私に出来ることは残されているのか。それは何なのか。もうしばし、考えたいと思います。
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【2008/02/27 23:41】 | 雑記 | トラックバック(0) | コメント(0) |
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