die-in(ダイイン)
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光市事件裁判でBPOが意見書
やや遅れた情報だが、光市事件・および光市事件裁判を伝えた一連の報道について、BPOが意見書を提出した。
光市母子殺害事件の差戻控訴審に関する放送についての意見
全体的に相当手厳しい内容で、本件放送においては
●事実関係について詳細な取材のないまま、遺族発言のみに依拠した内容が目立つ。取材不足のまま拙速に報道したか、そもそも被告や事件の事実関係について取材・解明は不要と考えていなかったか。被告の人間像や事件の事実関係を決め付けて報じなかったか。
●刑事裁判の仕組み(当事者主義や、検察・裁判所の存在、弁護人の役割)について説明が乏しく、被告・弁護団vs被害者遺族の構図で裁判を伝えている。番組制作者の司法制度に対する理解が浅いか、もしくは知っていてあえて軽視したと見られる内容が多かった。
●感情的な姿勢のものが極端に多い。
などが重ねて指摘されている。(上記は私による容訳)
また意見書では、本件報道にかかわる「取材不足」への強い指摘もなされている。つまり、単純に報道が「偏向」していたのみならず、そもそも取材自体が(特に被告の人間像や事件の事実関係、裁判における弁護側の主張内容・主張意図、検察側の主張内容・主張意図について)極めて不足していたという点である。
意見書から引用すれば”これでは、「悪いヤツが、悪いことをした。被害者遺族は可哀相だ」という以上のことは、何も伝わってこない。巨大な放送システムを持ち、大勢の番組制作者がかかわり、演出や手法のノウハウを蓄積しているはずのテレビが、新聞の見出しを見ただけで、誰でも口にできるようなことしかやっていない。”ということだ。
これら指摘内容のほとんどは、既に一部の「識者」からされていたものだし、不肖私を含め、多くのブロガーが報道の最中で指摘し続けてきたものと一致している。既に言い尽くされた印象の内容も多いが、「公」の機関から「公的」に指摘が出たことは歓迎すべきだと思う。
差し戻し審の判決が迫る中、これを受けて報道姿勢に変化は見られるのだろうか。


<番組情報>
一連の過熱報道とは異なる視点から取材を続けていたジャーナリスト・綿井健陽さんを取り上げた番組(でいいのか?)が放送されるようです。
報道の魂「光市母子殺害事件 ~もうひとつの視点」
4月20日(日)25時5分~OA

<関連>
お笑いみのもんた劇場「母子殺害事件裁判 放送改善を」
意見書の提出を伝えるTVニュース、及び新聞報道がまとめられています。
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【2008/04/17 21:45】 | ニュース | トラックバック(0) | コメント(0) |
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