【6月17日】
起きると、嘔吐を伴う激しい咳。仕事を休む旨を職場に連絡して、病院へ。 帰宅して二度寝したかったけど体調が悪すぎて眠れず、だからといって出来ることも無いので、携帯でmixiを確認。すると死刑廃止コミュの「6月の執行が避けられるように!」というトピックスが更新されている。 このトピックスは実に心臓に悪くて、更新の度に「執行があったのか」とドキリとし、中を見ると実は違う(同意する旨のコメント)ということを既に度々経験していた。そのため、一瞬ドキリとした直後、いや、またいつもの通常コメントだろうと思った。 が、次の瞬間にまた認識が変わる。 コメント数が今までの倍近くに膨れ上がっている。 去る6月14日、安田事件の控訴審判決に対する抗議集会で、安田弁護士が「今週中か来週にも、三名の死刑が執行されようとしている」旨の発言をしていたのが頭を過ぎる。人数まで明確に言えるということは、もうかなり確実だなと感じたのを思い出した。 トピックスを見ると、やはり3名が執行されたとの内容だった。その中には宮崎勤の名前もあった。 ご多分に漏れず、私も熱っぽい頭で「あぁ、アキバ事件があったから"オタク処刑"か」と即座に思った。「有名人」を処刑することには必ず意味があると思うし、確定から執行までの期間が平均よりかなり短い(約二年半)からだ。 この時期に、他の「無名」な死刑確定囚ではなく、確定年月の長い順でもなく、宮崎勤を処刑したことは、明らかに恣意的だ。 実際には、アキバ無差別殺人と宮崎勤の犯した幼女誘拐殺人は、殺人の種類も違えば動機から経緯からいろいろと異なる点がありすぎて、むしろ同一性を見出すほうが難しいくらいだと思う。しかし、とりあえず「オタク」という象徴的なゾーンにいる人間を処刑することで、早い話が「加藤もすぐこうするから、国民の皆様ご安心を」というパフォーマンスをやったわけだ。 あまりにも分かりやすい。しかし、パフォーマンスであるからには、分かりやすくなければ意味が無いわけで。 ただ私が一番驚いたのは、宮崎勤の再審請求(準備中であった)の弁護人の名前を聞いたときだった。 連続幼女誘拐殺人:「再審準備中」の執行に抗議 弁護士 田鎖弁護士の名前は「死刑廃止年報」やアムネスティの死廃ページでも目にしていたし、一度なにかの集会で報告を聞いたこともあった。確か「監獄法」が改正された直後で、法改正によって死刑囚の処遇(主に確定者との外部交通)がどのように変化しているか、という内容だった気がする。 つまり田鎖弁護士は、死刑廃止運動家としてもかなり精力的に活躍されている方である。 まぁ、そういう人でもないと宮崎勤の弁護人になってくれなかったのかも知れないけど、これは(意図的では無くても結果として)死刑廃止運動に対してもある種「嫌がらせ」だな、と思わずにはいられなかった。 とかなんとか考えていたら、アッという間に体調が悪化し、平熱の35.4℃から38.4℃へと急上昇。後はもう、ひたすら吐いて唸って咳き込むのみ。再度病院へ行くがすぐには良くならない。 ![]() |
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