die-in(ダイイン)
「社会」を見つめ、「世界」を感じる。それが悲惨だからこそ。
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死刑と自殺の共通点
こちらのブログに引っ越して、初手から2つ続けて鳩山エントリーだったので、しばらく静観したいというか関わりたくない気持ちでいっぱいではあるのです。しかし次から次へとネタ提供してくださるので仕方がありません。
この際、ブログ名を「鳩山大臣おっかけブログ☆」とかにして、鳩山さんのことだけ書き続けたい気持ちにすらなります。まぁ、嘘ですが。

◆死刑廃止は日本人になじまず──鳩山法相
ここで披露されている持論は、週朝インタビューと同じく、日本的死生観や再犯を根拠に、死刑制度が必要であるとの主旨。あとは執行期限(本当は訓示規定で法的な期限ではない)が半年は短すぎるなら伸ばしてみてはどうかとか、再審制度があるから冤罪で処刑される可能性については「あまり心配ない」とか、「未来志向でいきましょう」とか、そんな愚にもつかない話。
この後なのか前なのか、同じ記者会見で外国人入国審査での指紋提供と顔写真撮影の義務付けについて質問され、例の「友人の友人がアルカイダ」発言へと繋がっている。
死刑制度に言及する際、冒頭で「思いつきで言っているという人もいるが、そうではない。悩んで悩んで発言をしている」と述べているので、アルカイダ発言ももちろん「悩んで悩んで発言」されたに違いありません。

さて、相変わらず突っ込みどころが多くてどこから手をつければ良いやらという感じなのだけど、鳩山大臣が度々口にしている「日本的死生観」の問題についてだけ詳しく言及しておこう。というのも、私が死刑制度について考えるようになった原点が、この「日本的死生観」なのだ。
私は10年近くに渡って、断続的に自殺願望を持っていた。その間、死ぬ事でなにかが解決すると思っていたし、死ぬ事である意味ハッピーになれると信じていたし、少なくとも生き続けるよりはマシだと思っていた。
その「呪縛」が解けた今から思うと、自分の事ながら理解しがたい感覚である。あの感覚は一体なんだったのか。死によってなにかを得られる、死によって問題が解決できる、という価値観はいったい何なのか。それを考える中で死刑制度と出会った。
鳩山大臣が言うように、確かに日本にはハラキリに始まる「死んで詫びる」「死んで責任を取る」という死生観がある。
しかし重要なのは、その価値観の中で死んでいくのが、実施には決して「悪人」だけではないということだ。自殺で亡くなる人の多く、それも社会によって死に追い込まれたような人たちまでもが「ごめんなさい」と遺書を残して死んで行くのが日本の実態だ。
死刑に関わる日本的な死生観と、自殺によって亡くなる人々の背景にある日本的な価値観は、直結しているように私には見える。
死刑制度はまさに、国家が公的に、加害者が「死んで詫びる」事と、被害者が「殺して復讐する」事を認めている制度だ。 自分の命を絶つにせよ相手の命を絶つにせよ、死によって何かを成し遂げる事が出来る、死ぬ事でしか成せないことがあると認める制度だ。
そのことは、国家が意図しているかどうかはともかく、「死んで詫びる」的な価値観を広く一般に温存する装置になっているだろう。そして失敗や過ちを犯した(と主観的には思っている)多くの人々が、詫びるためには死ぬしかないと思うことを肯定してもいる。
鳩山大臣は、「死んで詫びる」死生観について否定するどころか肯定・賛美し、日本人である以上はそれを守るべきで、だから死刑もあるべきという論理である。不祥事を抱えた政治家が自殺したら、彼もまた石原都知事と同じように「死んで詫びたのだから、彼も侍だった」と美化するのだろうか。

自殺対策に必要な要素のひとつに「どんな命も否定しない」というのがある。
企業を倒産させようが、ギャンブルで散在しようが、ホームレスになろうが、いじめを受けようが、だからといって死ぬことで清算しない。それこそが、自殺の少ない社会なのである。
もちろん、自殺によってなくなった罪もない人々と、死刑になるような「凶悪な犯罪者」を同等に扱うことは決して適切ではない。
しかし、国家が「場合によっては殺しても良い」と公的に認めている中で、「どんな命も否定しない」事などありえないと私は思う。



というのを書き終えた先から

◆鳩山また衝撃発言…秘書時代は「米国のスパイ」だった
鳩山大臣、早い、早いよ! 書いても書いても追いつけません!
突っ込みすぎてもうお腹イッパイです!
お願いですから少し休ませてください・・・・。もしくは辞職して永遠に休んでください(T_T)
こりゃ本気で「鳩山大臣、おっかけブログ☆」に変更か!?
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【2007/11/03 05:22】 | 死刑制度 | トラックバック(0) | コメント(0) |
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1981年生まれ。150cm。
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