die-in(ダイイン)
「社会」を見つめ、「世界」を感じる。それが悲惨だからこそ。
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二つの犯罪被害者遺族の署名活動
犯罪被害者遺族の署名活動といえば、記憶に新しいのはこちらです。
ネット上で死刑求める署名 10日間で10万人! 集まる
「残忍な殺人なら、被害者1人でも死刑を」。携帯電話サイト「闇の職業安定所」で知り合った男たちに殺された派遣社員の磯谷(いそがい)利恵さん(当時31歳)の遺族らが、ネット上で死刑を求める署名を始め、わずか10日間で10万人以上もの賛同者を集めた。ネットで署名活動というのも異例だが、この圧倒的な数の力は裁判官に届くのだろうか(後略)

一方、最近になって知った、別の犯罪被害者遺族が行っている署名。
<終身刑>創設を求め、放火殺人事件遺族が署名提出
宮崎市で04年5月に起きた放火殺人事件で妻と次女を失ったイタリア出身のストッキ・アルベルトさん(51)=京都市在住=が2日、仮出所のない「終身刑」の創設を求める約8900人分の署名を鳩山邦夫法相に提出した。法務省を訪れるのは2回目で、提出した署名は計8万人近くに上るという。(後略)

言うまでも無く、どちらが「正しい」とか「あるべき遺族」とか、そういった話ではなくて。
前者のような極刑を求める遺族は大きく報道されるのに、後者のような遺族はほとんど注目されない。まるですべての遺族が死刑だけを求めているかのようだ。しかし実際には、「遺族感情」も遺族の希望も一律ではではありえない。当たり前だ。
終身刑を求めている遺族は在日外国人の方なので、そのこともメディア報道量に関係しているなら、やはり私は「どの口が遺族感情を考えれば」なんて言ってるんだと思わざるを得ない。
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【2007/11/05 01:47】 | ニュース | トラックバック(0) | コメント(10) |
<<鳩山大臣と犯罪被害者遺族 | ホーム | アメリカでもカミングアウトは難しいって話>>
コメント
makさん

来訪&コメントありがとうございます。
昔こうで今反対だからイーブンなんでしょうか?
同時代に様々な意見が報道されてイーブンだと個人的には思います。

旧ブログも確認させて頂きました_(. .)_
【2007/11/09 10:37】 URL | ささきち #IO3e0EY.[ 編集]
初めまして。
逆に昔、左翼勢力がまだ勢いを持っていたときにはあたかも被害者全員が死刑を望んでいないような報道しかされていませんでしたので個人的には今ぐらいの報道でイーブンかなと思っています。

旧blogにもコメントしましたのでもしよろしければ御覧下さい。
http://blog.so-net.ne.jp/die-in/2007-08-26;jsessionid=08A91A736CBA76ACFCC5CB3FFE1F79BC
【2007/11/07 21:26】 URL | mak #Y723aeZ.[ 編集]
みなさん、ご来訪&コメントありがとうございます。
コメント入力の文字サイズがあんまりだったので、ブログ全体として文字を大きくしました。

☆hanasiroさん☆
署名を呼びかけている遺族ご本人や、近しい支援者の方々の気持ちは察するに余りあると思います。ただ、署名する第三者の少なくない人々について、おっしゃるように「こういう活動を軽々しく憎悪の発露に利用している」と私には見えてしまいますね。
その辺、長期的に見ると、結果として当事者(遺族)にとって良いことなのか考えてしまいます。

☆stanlyさん☆
私も基本的にはカッと来るほうです(笑)
その自覚があるので、文章を書くときは余計に気を使っているかも(^^;
無期についてはかなり誤った情報が浸透しちゃってますね。まぁ、本当はもっと長いからといって、じゃあ終身刑が無くても良いのかはまた別の問題だと思いますが、いずれにしても前提となる情報が間違ったまま議論されてるんじゃ意味がありません。
そういう、前提が間違っている(少なくとも正確ではない)状態で議論される話題があまりにも多いと思います。メディアの役割って本当に大事ですねぇ。

☆000さん☆
「もっと注目されるべき」は誤解を与える言い方だったかもしれません。
個別の署名活動についてどちらのほうが注目に値するというより、遺族にも様々な考えや要望があり、遺族にも多様性があることを伝えるべきじゃないか、ってのが結局のところエントリーの真意です。
【2007/11/06 15:40】 URL | ささきち #IO3e0EY.[ 編集]
このコメントは管理人のみ閲覧できます
【2007/11/06 13:57】 | #[ 編集]
こちらのブログはよく拝見させていただいていますが、はじめてのコメント投稿となります。どうぞ宜しくお願い致します。

私は、犯罪被害者遺族がこのような署名活動を行うことについては異議はありません。遺族にしてみれば、他に何が出来るのだろうという思いの中での藁にもすがるような選択なのだと思います。賛同する人々も同じような苦しみを経験しているのかも知れません。

でも一方で、署名者の中に、こういう活動を軽々しく憎悪の発露に利用している人がいると見るのも不自然ではないと考えています。「厳罰にすべき」と思っているのではなく「殺したい」だけの人もあると思うのです。それゆえ、こういう状況が「署名者何万人」などと伝えられると、どうもいい気はしません。
【2007/11/05 23:13】 URL | hanasiro #1J5wXEcc[ 編集]
「この記事を読んだとき」では、意味が通じないですね。お手数ですが、「yahoo japanを検索していてこの記事を読んだとき」に直して読んでください。
そのとき、どの新聞社のものだったか、「無期は10年くらいで釈放される可能性がある」というような箇所があり、今では全然そんなことないのに、と思いました。1500人弱の無期囚のうち一昨年釈放されたのはたった3人だったようです。それも全員留置20年をはるかに超えていたと思います。すでに実質的には終身刑化されているのですね。このニュースを知ったとき私が一番つよく感じたのは、実はそのことでした。
【2007/11/05 22:05】 URL | stanly #-[ 編集]
この記事を読んだとき、終身刑を求めている人が「在日外国人」であることは私にも印象にのこりました。被害者によってメディアの扱いが異常なほど違うのは最近の犯罪報道の顕著な傾向ですから、読者・視聴者がその理由、原因についてあれこれと考えるのは当然であり、また必要なことだと思います。
それにしてもささきちさんの抑制のきいたしっかりした文章には、驚かされたり、感心させられることが多いです。ささきちさんの年齢だったころの自分を思い出せば恥ずかしいかぎり。今だって私はすぐにカッときて感情を抑えきれないのですよ。ささきちさんよりずっとずっと年上なのに。ルポライターの藤井誠二についての論考も興味深く拝見しました。複雑なお気持ちがよく分かるような気がしました。
【2007/11/05 18:50】 URL | stanly #-[ 編集]
 ども、ごぶさたです。 

 このエントリーに触発されたのか(笑)、広島事件の署名活動もにわかに注目?されてきましたね。
http://tinyurl.com/27wyt2
※このニュース、今日のYahoo!のトップページにしばらく掲載されてました(12時から6時くらいまでくらいかな)。

 広島、名古屋の件は、個別の判決に対する要望であるのに対して宮崎の件は法制度に対する要望でありであり、もっと注目されてしかうるべきという主張は尤もです。
 ただ、極刑要望の方がインパクトはありますし、その点で大きく取り上げられるのも当然(というかやむなし)ではないかと考えます。
【2007/11/05 18:40】 URL | 000 #-[ 編集]
ウチパさん

来訪&コメントありがとうございます。
遺族が死刑を望んでいる場合も注目されないケースももちろん多く存在すると思います。ただ主旨として言いたかったのは、ようするに犯罪被害者遺族の支援を考えるとき、厳罰を求める声は報道されても、その他(経済的な保障、精神的ケア、加害者との交流...etc)についての注目が極めて少ないということです。
それを示す一例として「死刑を求める署名」と「終身刑創設を求める署名」を取り上げました。その意味で、この二つの署名だけを取り上げたのはおっしゃる通り恣意的です。
あと、前者は個別事件についての判決を要望する署名ですが、後者は刑罰創設という国全体に関わる判断を求める署名であり、法務大臣にも陳情しているわけですから、もっと注目されて良いんじゃないかという思いもあります。

>在日外国人であることが報道に関係しているのかもなどという、被害者と報道者の双方に失礼な可能性は思いつくのに、
思いつくこと自体が失礼ですか。
もし当事者にそう言われるのであれば、それは深くお詫び申し上げます。
【2007/11/05 11:08】 URL | ささきち #IO3e0EY.[ 編集]
平成十七年の広島小1女児殺害事件でも死刑を求める署名が行われていて、そちらも注目されているとは言い難いようですが、そういうことには触れないんですね。

報道を批判するのはよしとしても、死刑を求めていることだけが、注目と非注目の違いの理由となっているわけではないでしょう。死刑の求刑や判決だって、軽い扱いしかされないものは数多いのです。一部の目に入った(もしくは都合よく選んだ)事例だけ持ってきてものを言っているのは、あなたも変わらないと思いますが。

それに磯貝さんの署名が開始されたのは事件後すぐでしたが、放火殺人被害の男性の場合は1年以上後です。死刑を求刑しているからというよりも事件(報道)からの日数という理由のほうが大きいでしょう。そう言うことも考慮にいれず、「極刑を求めているかどうかで扱いが違う」という極端な解釈だけに、どうして絞り込めるのでしょうか。在日外国人であることが報道に関係しているのかもなどという、被害者と報道者の双方に失礼な可能性は思いつくのに、そちらには考えがまわらないのですか。
【2007/11/05 05:19】 URL | ウチパ #-[ 編集]
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